シナジーグループがどんどん分散・分権型で自立し、協調し、自己進化して自己増殖する

「競争力」は、安さ、技術がキーになっていた20世紀型に対し、21世紀型は多様さと安心という。「戦略」は大量生産に対し、多品種少量、「ブランド」はシングルブランドに対しマルチブランド。「組織」はピラミッド型に対しウェブ型、「意識決定」も中央集権に対し、集権・分権・バランスになるという。さらにはマネジメントも管理・支配型であったのに対し、自立協調型にし、出資比率も51%以上だったものに対し、20%〜40%を中心にするとした。

 「支配しなくてもいいじゃないか。支配しようとするから中央集権になる。中央集権だから、大企業病になる。100%子会社なら自分の会社。そうでなかったら自分の会社ではないという意識を持たない。20%から40%ぐらいの資本提携をした、同士的結合の集団を作りたい。戦略的シナジーグループがどんどん分散・分権型で自立し、協調し、自己進化して自己増殖する。それがパートナー戦略」と語った。

 現在、ソフトバンクグループに名を連ねるのは800社。今後は自立・分散協調型のシナジーグループとして、30年以内に5000社を目指すという。”









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