「ヘムアグルチニン(ヘムアグリューチニン?)」


インフルエンザに関するあれこれ Part1



【ノイラミニダーゼ阻害薬】

ウイルス増殖の際、感染した細胞からウイルスが拡散するのを手助けする因子が「ノイラミニダーゼ」。これを阻害することにより、病状の悪化を防ぐことができる。

ザナミビル(商品名:リレンザ)、オセルタミビル(商品名:タミフル)がこれにあたる。A/B型のインフルエンザウイルスに対し有効。

タミフルは、インフルエンザに有効な薬品ではあるが、児童が窓から飛び降りるなどの異常行動を引き起こすと言う副作用を持つことでも広く知られている(まだ確証には至っていないらしいが)。それ以外の副作用(吐き気や腹痛など)もあるためか、児童や妊婦の服用は推奨されていない。

【M2蛋白阻害薬】

ノイラミニダーゼの登場前から使われていた薬品。A型インフルエンザに対し有効。

【インフルエンザの型】

A・B・Cの3種類存在する(すべて「属」)。

これらの属するオルト(オルソとも)ミクソウイルス科には、ほかにトゴトウイルス属、イサウイルス属が存在する。

※何をもって区別するのかは分かりません。

—補足—

「ノイラミニダーゼ」は「ヘムアグルチニン(ヘムアグリューチニン?)」と並び、インフルエンザの型(HとかNとか)を決定する要素です。

【参考サイト】
新型インフルエンザの治療 新型インフルエンザ対策ガイド
ノイラミニダーゼ阻害薬 - Wikipedia