心臓カテーテル手術をしたように装い


山本病院、149件が不要心臓手術 同患者に複数実施か - MSN産経ニュース



医療法人雄山会「山本病院」(奈良県大和郡山市、廃院)が生活保護受給者に不要な心臓の血管手術をしていた問題で、平成19〜21年に行われた心臓カテーテル手術など149件が専門家の分析で「不必要」と指摘されていたことが8日、大阪市などへの取材で分かった。

山本病院の元理事長(53)は17〜19年、生活保護を受給する入院患者8人に心臓カテーテル手術をしたように装い、診療報酬約830万円をだまし取ったとして奈良県警に逮捕され、詐欺罪で懲役2年6月の実刑判決が確定している。

生活保護受給者の医療費は公費でまかなわれるため、全額が支給主だった大阪市などに返還された。

大阪市は事件を受け、循環器内科の専門医に患者のカルテや手術の様子を記録した動画などの分析を依頼。この結果、19〜21年に行われたカテーテル手術など183件のうち8割超の149件が不必要な手術と判明した。

手術を受けた患者は98人だったことから、同じ患者が複数回、不必要な手術を受けたとみられる。

手術は「ステント留置術」と呼ばれ、心筋梗塞を防ぐため、血管の狭くなった部分にステントと呼ばれる網状の筒を入れてふくらませ、血管を広げる。奈良県警の捜査の過程では、架空の心臓カテーテル手術を病院職員らが「なんちゃってステント」と呼んでいたことや、カルテに印を書き込んで架空手術と実際の手術を区別していたことなども判明している。

また、雄山会に対して不正請求分約1億1300万円の返還を求めている大阪市が、市の債権を認めないとする雄山会の破産管財人の決定に対して、近く奈良地裁に異議を申し立てる方針も固めた。via sankei.jp.msn.com

新聞見たときは、不必要な手術をしたのかと思ったけど、架空手術? 実際手術したのしなかったのどっちもありだったの? この記事から真っ先に思い出したblog記事がこれ

「やっぱりモルモットみたいになっちゃいますよね。」とぼく。「そうだよね、われわれで実験するほかないもんな。」と中川さん。ホームレスの人は、福祉で病院に入っても、そういう不安が付きまとう。おそらく、それは半面は真実だとぼくは思う。

via ホームレス文化 : 車イスの下の枯れ葉 yukuri.exblog.jp
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