スティーブ・ジョブズ やりたいことは良くわからない
“ネガティブに一歩引いてみる
「仕事の壁は、乗り越えるな。右か左に迂回していけば、壁は必ず途切れているから。」
秋元康
小さい頃から少年ジャンプで「勇気・友情・勝利」を叩き込まれた僕ら。
どんなデカい壁でもポジティブにぶつかっていかなきゃ、漢(おとこ)じゃねえ!と思ってしまう。
でも、当たって砕けたらいかん。
砕ければまだいいけど、ガラス窓にブンブンぶつかっているハエになってたらいかん。
ネガティブになって、ちょっと離れて見てみるのもいいかもしれない。
右か左に進んだら、もっと自分らしい道があるかもしれないから。
ネガティブを「創作」に活かす
「面白い奴というのは自分一人の世界を持っており、実はネクラな奴が多い。」
松本人志
布団をかぶって、ため息をついた夜は、胸の奥で発酵している。
お風呂の中でニヤニヤ考えた誰にも言えない話は、頭の中で熟成されている。
いいヴィンテージ・ウィスキーみたいにね。
だけど、スカッとポジティブに忘れて外に発散してしまえば、煙となってサヨウナラ。
ネガティブで内向的な、ファンタジー。
それは奥行きのある独特の世界を創り上げていく作業!
そんな風に考えると、とてもいいことだ。(自分に言い聞かせる)
ネガティブを「優しさ」に変えてみる
「ポジティブ思考の人は、自分のマイナス感情とつながれません。だから、なかなかネガティブなことを言えないのです。でも、やっていくうちに、自分がふだんからとても無理をしていたことに気づきます。」
本田健
ネガティブな人に悩みを聞いてもらうと、共感して受け止めてくれる。
「甘えるな!気合が足んねえぞ!」なんて言わない。
カキーン!とポジティブに打ち返してきたりはしない。
悩みを相談してる人は、毒を出し切りたい。
薬(解決策やハッパ)が欲しいわけじゃない。
出し切ったら、ケロッと元気になれる。人には自浄能力があるから。
そんな風に自分も、ネガティブに理解をして受け止められる人になりたい。
ネガティブを「準備」に活かす
「恐怖というのは、「準備が必要なことが起きるぞ」という予感である。」
アンソニー・ロビンズ
人の感情は、よく出来ている。
恐怖やネガティブさだって、原始時代からのサバイバルゲームで身につけた大事なものの一つ。
ネガティブ君は、もっといい奴になりたい。
「やぁ、ネガティブ君! 今どんな準備が必要なんだい?」
こうたずねてみれば、友達になれる。
ストーカーみたいだけど、案外 大切なことを教えてくれるいいヤツだったりする。
ネガティブになって、「やりたいこと」を明確にする
「方向を間違えたり、やりすぎたりしないようにするには、まず1,000のことに「ノー」と言う必要がある。」
スティーブ・ジョブズ
やりたいことは良くわからない。
でも、やりたくない事なら、よくわかるよ。ネガティブだから。
文句を言うな、なんて言わないで。
ネガティブなことをいうな、なんて言わないで。
ノートを開いて1,000個の「ノー」や「文句」を書き殴ったなら、そこには本当に大切なことの1,000のヒントがある。
いっそのこと、ネガティブを垂れ流せ!
(自分にね。人に迷惑をかけちゃダメさ。)
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