決まり文句や、つなぎの言葉が使われているか? 主張を支えているものは何か?
“ アウトプットは、できればインプットと同じ水準のものがいい。 たとえば論文を読むなら、論文を書くつもりで読むこと。 そうなると内容を得るだけでは済まなくなる。 といった「こまごました」こともチェックすることになる。 何もかもを一度に読む取ることは難しいのなら(確かに難しいことだ)、内容が理解できたと思う論文を、今度は「書き手」の立場から再度(多分、繰り返し)読み返すこと。 だから読むのなら、再読に耐えるようなものがいい。 行なうのは、論文のリバース・エンジニアリングだ。 とことんバラバラに分解して、分解・解析の結果は、自分がすぐにでも利用可能なようにストックしておくこと。 最初は手間がかかるが、すぐに役立つ。
— | 100冊読む時間があったら論文を100本「解剖」した方が良い 読書猿Classic: between / beyond readers |