立花隆氏による、平成生まれへのアンケート結果が大変興味深い

ぼくたちのなかで昭和と縄文は一緒くたです。ヘルメットを被って安田講堂にいた人たちと、太平洋戦争で戦った人たちは一緒くたです。自分が生まれたのが平成1年で、意識を持ち始めたのが平成6〜7年ぐらい。小学校に入るか入らないかぐらいだったと思います。「地下鉄サリン」や「阪神大震災」は自分が見聞きしたものであって、その時から日本は混沌としていた。中学に入ったころは、「サカキバラ事件」や「9.11」があって、ああなんかさっぱりわからないけど、怖いな、という感じだった。「よくわからないけど怖い、恐ろしい」世の中をずっと生きてきたような気がする。なんか、なんとなく、恐ろしい時代。バブルがはじけてなんとなく日本が暗くなっているとき。それが僕たちの有史のすべてです。(89年生まれ)

驚いた立花氏のコメント。

立花氏:「全共闘の戦士も太平洋戦争の兵士も一緒くた」という表現にはビックリした。

立花氏:そもそも、彼らは、政治を覚めた目で見ている

最後に、平成生まれの世代を代表する、印象的な意見で締めくくられている。

自分は今の若い世代の一つの典型であると感じています。まず、政策に全く興味がない。政治がどうあるべきかという問題にあまり関心がない。結局幸せになれるかどうかは個人も責任と言う時代の気分も影響しています。政治は泥臭い権力闘争ではなく、自分の好きな政策を選べばよい。(89年生まれ20歳)











「僕たちにとって昭和と縄文は一緒くたです」立花隆氏による、平成生まれへのアンケート結果が大変興味深い。 : メガネ王のblog:ぬくもり、時々、晴れ。