心疾患の一因にもなる塩が過剰に使われることも多く

 米国の研究グループは20日、米国民が塩分摂取量を1日3グラム減らした場合、1年で最高6万6000件の脳卒中と9万9000件の心臓発作を防ぐことができ、9万2000人の命が救われる可能性があるという研究結果を発表した。医療費も年間240億ドル(約2兆2000万円)削減できるという。

 米国では、高血圧や心疾患の一因にもなる塩が過剰に使われることも多く、塩分の75%−80%は加工食品から摂取されている。米国人男性の1日あたりの平均摂取量は10.4グラムで、女性は7.3グラムとなっており、増加傾向にある。











1日3グラムの減塩、米国民9万人の命救う可能性=研究 2010年 01月 21日 ロイター