所有してると、ホコリがたまったりメンテが必要になるし

「所有する」のは、伴うリスクやコストが非常に大きい。都会では家賃など保管スペース確保費がバカ高いし、火事や盗難で消失するリスクもある。子供を撮りためたビデオテープなんてメディアの世代交代がおこると観賞さえできなくなる。(もしくは多大な変換コストが必要。)大半のものは長く物理的に所有してると、ホコリがたまったりメンテが必要になるし、今や家具も家電も捨てるにもお金がかかる。それに、多くの家具や家電はまだ使える段階でリサイクルされずに廃棄処分されてしまうから、エコの観点からも負担が大きい。

つまり“所有”ってのは、すごく不便で、原始的で、無駄の多い“使用価値の確保の手段”だと思うわけです。

結局のところ消費者、生活者としては“いつでもどこでもの使用価値”だけが確保できれば、それを確保する手段は“所有”以外の方法でもいいんだよね。“所有”より合理的な使用価値の確保方法が普及すれば、そっちの方がよいでしょ。











“所有”という時代遅れ - Chikirinの日記