ブレークイーブンとなる灯油代(18L) 電気代を変更する場合: 183.5 ÷


エアコン電気代 石油ファンヒーター灯油代 比較



暖房効率(COP)は、エアコンの年式やモデルにより異なり、10年前の製品で4.0程度、最新式の製品で6.0程度が目安です。 表と読み方 お使いのエアコンの暖房効率(COP)を調べ、左の列から相当する行を見つけてください。

その行の中央は、実際のエアコン暖房運転を想定したCOP(*)で、計算の基とする数字です。 その右が、ブレークイーブンとなる灯油代で、例えば、暖房COPが4.0のエアコンの場合、灯油18リットルの価格が1,262円以下なら、石油ファンヒーターのほうが、燃費が良く、逆に、1,262円以上なら、エアコンのほうが、燃費が良いと言う意味です。

エアコンの暖房効率(COP)は、本体に貼り付けられた定格シールや、取扱説明書などで確認してください。

エアコンのCOPには、冷房時のCOP、暖房時のCOP、通年COP(AFC)がありますので、この表を利用する際は、必ず「暖房時のCOP」を参照するよう、注意してください。

*エアコン暖房のCOPは、外気温の低下に伴って下がります。 この表では、寒冷地を考慮し、COPは、メーカー公称値の8割程度を目安に見積もる事としました。

■計算式: 4037 ÷ 暖房COP = ブレークイーブンとなる灯油代(18L)      電気代を変更する場合: 183.5 ÷ 暖房COP X 電気代単価(円)/Kw = ブレークイーブンとなる灯油代(18L) ■計算の基準:  電気代(22円/1Kw)、電気の熱量(3.6MJ/1Kw)、灯油の熱量(36.7MJ/1L)とし、同じ熱量を得るのに、必要なコストを計算しています。 また、電気代は、地域や契約の種類、燃料価格の変動により異なります。 結論: エアコンが圧倒的に有利 石油ストーブを検討するのは、1000円/18L以下になってから。 10年前のエアコンの暖房効率(COP)は、おおむね4.0程度です。 経年劣化を加味し、実効COPを3.0程度と想定すると、灯油の価格がおおよそ1,300円/18Lで、ブレークイーブンとなります。 2010年1月末の灯油販売価格(1,300円弱)と、ちょうど同じくらいです。 数値だけで比較すると、エアコンか灯油か、判断が難しいかもしれません。 しかし、灯油ファンヒーターや灯油ストーブの場合、点火や運転に電力が必要で、一酸化炭素排出に伴う空気の換気も必要なので、実際の暖房効率は上記表中の数値よりも劣ります。 また、エアコンは、他にも、燃料の補給が不要な点、タイマー動作で、就寝や起床時間に合わせてきめ細かくコントロールできる点でも、利便性が高く、省エネ性も期待できます。 安全面においても、エアコンは、炎による火災や、一酸化炭素による中毒の心配が無く、光熱費に加え、快適性、安全性を加味すると、さらにエアコンが有利であると言えます。 結論として、石油ストーブを検討するのは、少なくとも、灯油価格が、1,000円/18Lを下回ってからで良いでしょう。 因みに、最新のエアコンを利用している場合、暖房COPは6程度に達している事から、実効COPを少なく4.0と見積もっても、ブレークイーブンとなる灯油価格は、1,000円/18Lで、2010年1月末時点の灯油販売価格を大きく下回っています。 
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