スケジュールを暗記するとよいのでしょうか

情報管理におけるダメな例

■その4:情報が更新、進化されていない

意外と存在しているのが、住所や部署名が変わったのに更新されてない手帳。 訪問の直前でジタバタするはめになってしまいます。

また所要時間、地下鉄の出口番号、道順の目印など、1度訪問が終わったらすぐ追記しておくのがお勧め。次回訪問の際に思い出しながら歩いたり、地図を見ながら再度さまよったりする危険はゼロになるはず。このように情報をたえず進化させれば、無駄な時間を割くことがなくなります。 この効果は、なんと言ってもお客様に会う前のストレスが減ること。訪問先に迷いながら到着するのと、スムーズに直行できるのとでは、お客様に会った時点での爽快感、モチベーションが違うはず。少なくとも、商談の前には、慌てたり、不安になったりするようなストレスを発生させることはよくありません。自分が完全に管理できる部分においては、スムーズさを徹底していきましょう。

手帳の扱い方のダメな例

■その5:1日に手帳を繰り返し見る習慣がない

できるビジネスマンに共通するのは、自分のスケジュールを暗記していること。少なくとも2週間先までは暗記しておきましょう。そのためにはこまめに手帳を読み返すことです。

なぜ、スケジュールを暗記するとよいのでしょうか。それは、あなたの脳を有効活用できるからです。手帳への書き込みができない時間、例えば、満員電車に乗っているとき、お風呂に入っているときなどに差がついていきます。

良い例:「来週の月曜日13時は、A社訪問だったな。A社の近くにはB社がある。B社の部長は月曜日の午前中は必ず在社しているから、アポを取ったほうがよさそうだ。となると金曜日までに用意しなければいけない資料は……(と、どんどん思考が深まっていく)」

悪い例:「A社の訪問は、来週の月曜だっただろうか。再来週の月曜だっただろうか。(と、あとで確認しようと思い、思考が停止してしまう)」

スケジュールが正しく記憶できていれば、どんな状況でも頭の中で営業戦略、戦術をどんどん膨らませることができますが、あいまいな記憶だと思考が停止しがちです。この時間考えられたはずのことが先延ばしとなり、結果的には自分の時間をロスすることになるのです。

手帳を繰り返し見る習慣がない人は、手帳をすぐ取り出せないことが多いですね。スーツ(バッグ)やデスクでの手帳の定位置が決まっていない。あるいは筆記用具とセットになっていなかったりと。私はいつでも取り出せるように、手帳はスーツの胸ポケットに収まるサイズにしています。女性の場合は、スーツのポケットに入れるのは難しいかもしれませんが、いつでも手に取れる状況にしておきたいものですね。

いかがでしたか。あなたはダメな例に当てはまっていなかったでしょうか。

より充実した1年にするために、手帳は賢く使っていきたいですね。











ダメな手帳の使い方 :5つの例 - [営業・セールスの仕事]All About