ブランドや商品と関係がない情報をも提供できる人は優秀なPRですね


【PR】予算をかけずにPRする5つのポイント




 商品やサービスをPRする時、私たちにはいつも心がけている5つのポイントがあります。



 まず第一に、PRするブランドおよび商品の特性をつかみ、武器になりそうな優位点とマイナス要素である劣位点を洗い出すことです。そして第二は、これらを改めて消費者目線で見直してブランドや商品のターゲットを設定すること。



 第三はそのターゲットに適したメディアを選定することです。これを私たちは「ターゲットメディア」と呼んでいますが、これがとても大事なポイントです。ところが選定の際に、認知を広げることを考えるあまり、今まで露出していない目新しいメディアに露出すれば顧客が広がる、売り上げが増えると考える人が多いのですが、これは大きな間違いです。そのブランドや商品に適した基本のメディアは絶対にあります。この基本を外してしまうと、イメージも下がって売り上げも落ちた・・・というバランスが崩れた結果を引き起こしてしまいます。



 そして、各々のPRによる新しいアイデアを盛り込むことが、次の第四としてやるべきことです。「Ohmine」がPAUL & JOEのイベントとのコラボレーションで結果を出せたのもまさに良い例ですが、「クロスメディア」「クロス流通」と言われている現代だからこそ、“アイデア”はさらに露出を増やすキーポイントです。



 最後の第五ですが、これらの目的を叶えるには、メディアの方とどれだけ日頃からコミュニケーションが取れているかが問われてきます。用件があった時だけ連絡するのではなく、日頃から相手が何を考えているのか、どんな情報を欲しがっているのかなど相手の近況をキャッチし、自社のブランドや商品と関係がない情報をも提供できる人は優秀なPRですね。



知名度を高めたいけど予算はない! さぁ、どうする?:日経ビジネスオンライン