日経ビジネスオンライン キーワードは「程よいニッチ」
キーワードは「程よいニッチ」です。
ちなみに、ニッチには2種類あります。
1つ目のニッチは、愛好する人が必ずしもマジョリティではないという類のものです。とんてきやパンケーキは、まさにこの典型です。
そしてもう1つのニッチとは、みんなに支持されやすいものを細分化したものです。
本や映画、音楽など様々なジャンルで「大ヒット」が出にくくなっていると耳にします。これは、流通や視聴スタイルなど構造的な問題はさておき、「みんなが好き」というものが成立しにくくなってきていることを意味しているのではないでしょうか。
そんな時代には、「程よいニッチ」にこそビジネスのチャンスがあるのかもしれません。ただし、その加減を見誤って、ニッチを越えて「超マニアック」にはならないように、くれぐれも気をつけたいものです。